図書館ごくらく日記

図書館に関するいくつかのトピックス

前川恒雄著述リスト

前川恒雄著述リスト

 このリストでは、前川恒雄さんの書いたものと述べたものをできるだけ網羅的に列挙しましたが、次の資料は省略しています。①新聞、②点字資料、③視聴覚資料(録音資料)。

項目の配列

 図書、雑誌、パンフレットなどの刊行年月の昇順。

表記法

(1)単著(図書・パンフレットなど)

 『タイトル』

   (出版地、出版者、発行年月)

(2)共著や分担執筆(図書・パンフレットなど)

 前川が執筆や講演をした部分タイトル in『図書のタイトル』編者等

   (出版地、出版者、発行年月)

(3)雑誌に掲載された論文・講演・座談会など

 論文・講演などのタイトル

  『雑誌のタイトル』(出版地、出版者)巻号, 刊行年月

(4)表記で省略した事項

  ①出版地が東京であるばあい、「東京」を省略。

  ②雑誌等の該当ページ数。

(5)補記

  必要だと思われる箇所に{補記}。

参考にした情報源

 「日野市立図書館関係文献リスト」(日野市立図書館のウェブサイト)

 國松完二編「前川恒雄先生著作目録」 in『いま、市民の図書館は何をすべきか』

 「三多摩公立図書館関係文献リスト」(三多摩図書館研究所のウェブサイト)

リスト作成に際して特にお世話になった図書館(50音順)

大阪府立中央図書館  京都市岩倉図書館

京都府立京都学・暦彩館 京都府立図書館

国立国会図書館東京本館

滋賀県立図書館 日野市立図書館

 

奉仕と云うこと:田舎図書館員の生活と意見

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 47, no. 8, 1953.8

公共図書館における読書会活動

  『石川読書通信:石川県中央図書館月報』(金沢、石川県中央図書館)no. 37,   1954.1

石川県郷土誌料分類法について:市立図書館研究集会記録

  『石川読書通信:石川県中央図書館月報』(金沢、石川県中央図書館)no. 49, 1955.6

整理事務室の一隅から

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 52, no. 3, 1958.3

図書館の曲りかど:図書館問題研究会全国大会から(北から南から)

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 54, no. 3, 1960.3

図書館用語についての雑感(北から南から)

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 56, no. 8, 1962.8

奉仕を第一に:座談会〈中小公共図書館運営基準委員会の作業を終えて〉

  図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 57, no. 6, 1963.6

  {出席者:清水正三石井敦鈴木四郎・前川恒雄、きき手:有山崧。}

中小都市における公共図書館の運営▶について

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 57, no. 6, 1963.6

マンチェスターのスイントンにて

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 58, no. 1, 1964.1

イギリスから 2

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 58, no. 2, 1964.2

  {「イギリスから1」は鈴木四郎の執筆で、同じ号の同じページに掲載。}

英国でのお願い2つ(北から南から)

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 58, no. 4, 1964.4

資料の貸出しについて 1(英国に学ぶ)

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 58, no. 6, 1964.5

資料の貸出しについて 2(英国に学ぶ)

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 58, no. 7, 1964.6

職員について(1)(英国に学ぶ 3)

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 58, no. 8, 1964.7

図書館協力▶見たまま◀:英国図書館の実情を聞く{インタビュー}

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 58, no. 9, 1964.8

  {話す人:鈴木四郎・前川恒雄、聞く人:丸山昭二郎・森博。}

職員について 2(英国に学ぶ 4)

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 58, no. 10, 1964.9

英国の図書館に学び日本の図書館を考える

  『社会教育』(日本青年館「社会教育」編集部)v. 19, no. 10, 1964.10

分館について(英国に学ぶ 5)

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 58, no. 12, 1964.11

英国の地方制度と図書館

  『現代の図書館』(日本図書館協会)v. 2, no. 4, 1964.12

英国の地方制度と図書館:英国の公共図書館基準の理解のために

  『現代の図書館』(日本図書館協会)v. 2, no. 4, 1964.12

議会における図書館問題の討議:イギリス上院の場合

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 59, no. 1, 1965.1

整理作業の能率・学校図書館(英国に学ぶ 6)

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 59, no. 1, 1965.1

図書館の統計と調査

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 59, no. 2, 1965.2

区立練馬図書館の新しい貸出方式について

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 59, no. 4, 1965.4

公共図書館の読書案内{翻訳}

  『現代の図書館』(日本図書館協会)v. 3, no. 3, 1965.9

  {”Reader's Guidance Service in a Small Public Library” by H. H. Lymanの翻訳。}

『貸出しと閲覧』前川恒雄編(図書館の仕事 13){共著者:石井敦、石橋幸男、前川 恒雄}

  (日本図書館協会、1966.8)

英国の図書館と図書館員

  『中部図書館学会誌』(名古屋、中部図書館学会)v. 8, no. 1, 1966.11

イギリスにおける図書館協力

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 61, no. 1, 1967.1

書庫が空になる!:座談会・日野市立図書館の活動に学ぶ

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 61, no. 10, 1967.10

  {出席者:有山崧・石井敦・伊藤峻・後藤暢・鈴木喜久二・浪江虔・前川恒雄・渡辺進、司会:清水正三。}

公共図書館学校図書館の接点:対談

  『日野の教育』(日野市教育委員会)no. 4, 1967.10

  {対談者:前川恒雄・松本武。}

市民の役に立つ図書館へ:日野市立図書館の場合

  『月刊社会教育』(国土社)v. 11, no. 11, 1967.11

『納本週報』に索引を(読者の声)

  『国立国会図書館月報』(国立国会図書館)no. 81,1967.12

貸出し・レファレンス・読書案内:日野市における図書館づくりから

  『図書館界』(大阪、日本図書館研究会)v. 19, no.5,1968.1

予約サービス:その意義と問題点

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 62, no. 9, 1968.9

公共図書館の発展を

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 63, no. 1, 1969.1

現場からみた図書館行政:座談会

  『週刊とちょう』(東京都広報室)no. 216, 1969.6.20

  {出席者:杉捷夫・清水正三・糀邦雄・松葉幸雄・平島セツ子・前川恒雄。}

くらしの中の図書館:市立図書館の特色

  『庁内報ほほえみ』(日野市役所秘書課)no. 11, 1969.11

『有山崧著作集』全3巻 石山洋石井敦清水正三・菅原峻・前川恒雄共編

  (日本図書館協会、第1巻1970.1, 第2・3巻1970.3)

解説 in『有山崧著作集』第1巻

  (日本図書館協会、1970.1)

県立図書館は何をすべきか:座談会

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 64, no. 2, 1970.2

  {1969年10月20日日本図書館協会会議室での座談会の記録。出席者:久保輝巳小林宏・菱田忠義・前川恒雄・森博、司会者:浪江虔。}

市立町田図書館:貸出しをテコとして

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 64, no. 8, 1970.8

  {調査と執筆に当った人:岩島皎一・小川俊彦・鹿児島達雄・酒川玲子・嵩原安一、進行とまとめ:前川恒雄、オブザーバー:浪江虔。}

大学図書館 ’70年の展望:国大協・図書館特別委員会「第一次報告」を中心に:座談会

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 64, no. 10, 1970.10

  {出席者:酒井忠夫・深川恒喜・津田良成・高宮秀夫・住谷雄幸・前川恒雄、司会:岡崎義富。}

東京における図書館協力の可能性

  『ひびや:東京都立中央図書館報』(東京都立中央図書館)通巻101, 1970.11

市街地における自動車図書館サービスについて{助言者}in『東京都公立図書館職員研究大会報告書 昭和45年度』

  (東京都公立図書館長協議会・東京都立日比谷図書館、1971)

  {研究大会のIII:貸出分科会が1971年2月19日、標記の研究テーマで日比谷図書館において開催され、前川は午後の「討議」に助言者として参加。}

  {国立国会図書館から入手した複写は、表紙だけが活字印刷で、当該部分は手書き

  となっている。}

公共図書館と読書運動:座談会

  『読書推進運動』(読書推進運動協議会)no. 39, 1971.2

  {出席者:清水正三・萩原祥三・前川恒雄・森昌伸、司会者:小峰広恵。}

資料提供サービスのための図書館

  『社会教育』(日本青年館「社会教育」編集部)v. 26, no. 3, 1971.3

公共図書館基準論

  『図書館界』(大阪、日本図書館研究会)v. 22, no. 6, 1971.3

公共図書館の管理』(図書館の仕事 3)清水正三編、清水正三・前川恒雄共著

  (日本図書館協会、1971.3)

第3分科会:都道府県立{図書館}館外奉仕部会{助言者} in『全国公共図書館研究集会報告書 昭和46年度』

  (日本図書館協会公共図書館部会事務局、1971.5)

  {前川恒雄は助言者として出席。}

全体会議{助言者} in 『全国公共図書館研究集会報告書 昭和46年度』

  (日本図書館協会公共図書館部会事務局、1971.5)

  {前川恒雄は5名の助言者のひとり。}

誌上座談会:有山崧著作集をめぐって

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 65, no. 6, 1971.6

  {語る人:石井敦石山洋清水正三・前川恒雄、設問・構成:菅原峻。}

図書館協会のなすべきこと

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 65, no. 10, 1971.10

  {日本図書館協会第13期理事としての抱負。}

激しく、やさしい人{森博氏追悼特集}

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 65, no. 11, 1971.11

図書館員の仕事と専門制度:第3講 in『新しい図書館の理論をめざして:第2回図問研学校の記録』

  (図書館問題研究会東京支部、1972.4)

  {図書館問題研究会が1971年11月16日から翌年1月28日にかけて東京都教育会館を主たる会場として開催した「第2回図問研学校」の記録。第1講から第8講のうち、前川恒雄は第3講を担当した。}

新しい図書館の働き(図書館だより)

  『日野の教育「まどべ」』(日野市教育委員会)no. 22, 1972.7

中央図書館の建設はじまる:情報の提供など数々の特色

  『庁内報ほほえみ』(日野市役所秘書課)no. 43, 1972.9

男の読書・女の読書

  『マミール』(佼成出版社)no. 6, 1972.10

まえがき in「東京都の図書館政策、その軌跡〈資料特集〉」

  『現代の図書館』(日本図書館協会)v. 10, no. 4, 1972.12

市立中央図書館の開館について(図書館だより)

  『日野の教育「まどべ」』(日野市教育委員会)no. 23, 1972.12

都立三館の行方

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 67, no. 1, 1973.1

子どもへのサービス:座談会

  『季刊子どもの本棚』(日教販)no. 7, 1973.3

  {出席者:前川恒雄・代田昇・山花郁子・宮治玲子、司会:黒沢浩。}

『中小レポート』をふりかえって

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 67, no. 4, 1973.4

問題点をさぐる:図書館活動は転換期にさしかかる

  『庁内報ほほえみ』(日野市役所秘書課)no. 50, 1973.4

予約制度について{助言者}in『全国公共図書館研究集会報告書 昭和47年度』

  (日本図書館協会公共図書館部会事務局、1973.5)

  {前川恒雄は助言者を務めた。}

都立中央図書館への期待

  『丸善ライブラリーニュース』(丸善)no. 92, 1973.5

図書館とは建物ではなく貸出しサービスの全システムをいう

  『新建築』(新建築社)v. 48, no. 8, 1973.8

  {後に『図書館建築22選』(東海大学出版会、1995.4)に収録。なお、『新建築』のこの号には、日野市立中央図書館と児童図書館の多くの写真が掲載されている。}

『図書館の発見:市民の新しい権利』NHKブックス 194)(共著者:石井敦

  (日本放送出版協会、1973.10)

  {2006.1に同じ出版者から新版が刊行された。}

「公立図書館の設置および運営の基準」作成の経過

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 67, no. 10, 1973.10

これからの図書館建築

  『建築知識』(日本ハウジングセンター)v. 15, no. 10, 1973.10

図書館を建てるとき地方自治体のすべきこと

  『建築知識』(日本ハウジングセンター)v. 15, no. 10, 1973.10

  {ほかに日野市立中央図書館と児童図書館の写真・平面図を13ページにわたって掲載。}

すべての差別をなくすために in『ともに生きるまちに:障害者運動の夜明け』

  (日野、日野市障害者問題を考える会、1974.8)

市財政における今日の課題

  『庁内報ほほえみ』(日野市役所秘書課)no. 69, 1974.11

図書館というコトバ(ブック・ストリート)

  『出版ニュース』(出版ニュース社)no. 1031, 1976.2上旬号

雪の思い出(ブック・ストリート)

  『出版ニュース』(出版ニュース社)no. 1034, 1976.3上旬号

  {図書館利用者としての思い出。}

読書感想文(ブック・ストリート)

  『出版ニュース』(出版ニュース社)no. 1037, 1976.4上旬号

教育と文化と図書館(ブック・ストリート)

  『出版ニュース』(出版ニュース社)no. 1040, 1976.5上旬号

市民生活と移動図書館:地域文化の形成に積極的な活用をはかる日野市の活動から

  『自動車とその世界』(トヨタ自動車東京支社広報部)no. 117, 1976.5

コミュニティ・センター(ブック・ストリート)

  『出版ニュース』(出版ニュース社)no. 1043, 1976.6上旬号

懸念と期待(ブック・ストリート)

  『出版ニュース』(出版ニュース社)no. 1046, 1976.7上旬号

III:管理、A:総論 in『図書館ハンドブック』第4版

  (日本図書館協会、1977.3)

図書館:だれにでもつかえる玉手箱 in『講談社大百科事典 19:とうよ~にしか』

  (講談社、1977.4)

  {主たる執筆者は前川恒雄、写真の被写体はすべて日野市立図書館、さらに同館の第2代館長である砂川雄一が日野市立図書館を紹介しているなど、百科事典にある「図書館」の項目の内容としてはきわめて異色である。}

図書館の現状勢と打開への道 in『これからの図書館活動をすすめるために』

  (図書館問題研究会東京支部、1977.5)

  {図問研東京支部総会(1976年7月)における講演の筆記をもとに、論文として書き改めたもの。}

『東京の図書館のこれから進むべき方向』{講演}

  『図問研・さんたま会報』(日野、図書館問題研究会東京支部三多摩班)no. 6,1977.9

  {この『会報』第6号は、標記の講演のみからなる。後記には、注記をつけたのが編集者であること、前記「図書館の現状勢と打開への道」と内容が部分的に重複すること、1977年2月例会(18日)の講演記録であること、などが書かれている。}

市民と図書館:東京都日野市

  『ジュリスト増刊総合特集』(有斐閣)no. 9, 1977.12

「中小レポート」をもう一度:これからの公共図書館の展望{講演}

  『みんなの図書館』(教育史料出版会)no. 6, 1978.2

  {1977年10月10日、図書館問題研究会の第24回大会における記念講演の記録。}

「中小レポート」をもう一度:これからの公共図書館の展望{講演要旨}

  『みんなの図書館』(教育史料出版会)no. 7, 臨時増刊、1978.2

  {初出である同誌no.6の要旨。}

公共図書館:状況を超えるもの

  『現代の図書館』(日本図書館協会)v. 16, no. 1, 1978.3

生活と図書館:都立日比谷図書館創立70周年記念パネルディスカッション

  『ひびや:東京都立中央図書館報』(東京都立中央図書館)v. 22, no. 1, 通巻129,1980.1

  {パネラー:川島恭子・高田宏・清水英夫・前川恒雄、司会:清水正三。この催しは1978年11月28日、東京都立日比谷図書館講堂で開催された。}

現代の公共図書館

  『建築画報』(建築画報社)v. 16, no. 1(通号141), 1980.2

図書館行財政について{講演}in『図書館振興に関する提言』

  (大津、滋賀県図書館振興対策委員会、1980.3)

  {1979年8月20日、29日、9月10日の3日間、滋賀県図書館振興研修会が開かれ、1日に2名が講演を行った。前川恒雄の講演は8月29日に滋賀会館において。この講演の概要は滋賀県立図書館のウェブサイトでも読むことができる。}

『講演記録:80年代の図書館』

  (立川市図書館、1980.3)

  {日野市立図書館によれば、1980年3月22日、立川市公民館幸分館での講演記録。ホッチキス止めの小冊子(26㎝、23p)。}

『図書館白書 1980:戦後公共図書館の歩み:図書館法30年記念』(編集・執筆:石

  井敦・久保輝巳清水正三浪江虔・前川恒雄)

  (日本図書館協会、1980.4)

供給が需要をつくる:前川恒雄氏が語る新しい図書館{講演}

  『としょかん・長崎通信』(長崎、わたしたちの図書館・長崎連絡会)no. 1,1980.5

  {国立国会図書館から入手した複写によれば、講演部分が2~4ページ(その中でタイトルと注記が手書き文字。全3ページの中に4か所の「中略」がある)、その後の質疑が5~6ページ(手書き)となっている。}

菅原峻「母親のための図書館」(晶文社)を読んで(北から南から)

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 74, no. 10, 1980.10

すること しないこと

  『読書推進運動』(読書推進運動協議会)no. 155, 1980.10

図書館づくりと地域住民へのサービス [述]

  同志社大学図書館学年報』(京都、同志社大学図書館司書課程)no. 6, 1980.10

  {1980年、同志社大学の司書課程受講生のための講演または授業のゲスト・スピーチと思われる。堅い感じのタイトルだが、具体的なエピソードが盛りだくさん。}

国立国会図書館に望むこと

  『図研論集』(国立国会図書館職員組合)no. 3, 1980.11

新しい時代に求められる図書館:地方自治、文化、図書館 in『新しい時代の図書館づく

  り:滋賀県図書館振興会議講演記録』

  (大津、滋賀県教育委員会、1981.5)

  {市町村の図書館普及が遅れていた滋賀県内市町村の首長と教育長を聴衆として、施設、図書、職員、図書館間の協力について、わかりやすく説いている。}

専門職員の配置

  『社会教育』(日本青年館「社会教育」編集部)v. 36, no. 5, 1981.5

1970年代の図書館活動を総括し、80年代の公共図書館を展望する

  『図書館界』(大阪、日本図書館研究会)v. 33, no. 1, 1981.5

図書館の日常を励ましつづける論理の詩:「中井正一全集」の完結に寄せて:書評

  『出版ニュース』(出版ニュース社)no. 1222, 1981.7中旬号

『図書館で何をすべきか:若い図書館員のために:図書館問題研究会大阪支部第五期図

  問研塾の記録』{講演}

  (図書館問題研究会大阪支部、1981.9)

  {サブタイトルにある第5期図問研塾は、前川恒雄の連続3回の講演とその後の質疑応答からなる。内容は「貸出」「図書選択」「都道府県立図書館」「専門職員」で、例によって具体的なエピソードがちりばめられている。}

基調講演:図書館システムを考える in『愛知の図書館を考える県民集会記録』

  (名古屋、図書館問題研究会愛知支部名古屋市職員労働組合教事支部図書館ブロック、1981.9)

『貸出し』(図書館員選書 1)

  (日本図書館協会、1982.3)

東京都の図書館振興政策:その意義と教訓

  『みんなの図書館』(教育史料出版会)no. 59, 1982.4

市民の学習と図書館

  『社会教育』(日本青年館「社会教育」編集部)v. 37, no. 5, 1982.5

本との出会い 人との出会い:わたしたちのくらしと図書館のはたらき{講演} in『第一回堺市の図書館を考えるシンポジウム記録集』

  (堺市の図書館を考えるシンポジウム実行委員会、1982.6)

  {活字印刷ではなく、手書き。4ページの中に次の4つの見出しがある。「図書館はなぜ必要か」「どういう図書館でなければならないか」「図書館と地方自治」「図書館員の一人として、みなさんにお願いしたいこと」。末尾に「前川恒雄氏の講演をもとにして、記録者が書き直したもの」とあり。}

いま公立図書館はなにをすべきか:講演 in『長野県公共図書館研究集会報告書 昭和56年度』(長野県図書館協会公共図書館部会、1982.7)

  {1981年12月2日、市立飯田図書館における講演の記録。}

「図書館事業基本法(案)」批判(ブック・ストリート)

  『出版ニュース』(出版ニュース社)no. 1257, 1982.7中旬号

自治体の首長と図書館(ブック・ストリート)

  『出版ニュース』(出版ニュース社)no. 1260, 1982.8中旬号

「図書館の自由」とリクエスト・サービス(ブック・ストリート)

  『出版ニュース』(出版ニュース社)no. 1263, 1982.9中旬号

受験勉強と図書館 in『本と人と』

  (日本エディタースクール出版部、1982.10)

読者の拡大・発展と図書館(ブック・ストリート)

  『出版ニュース』(出版ニュース社)no. 1266, 1982.10中旬号

図書館建築の条件(ブック・ストリート)

  『出版ニュース』(出版ニュース社)no. 1269, 1982.11中旬号

最後は人(ブック・ストリート)

  『出版ニュース』(出版ニュース社)no. 1272, 1982.12中旬号

図書館サービス・現下の問題点と打開の方向:講演 in『全国公共図書館研究集会報告書 昭和56年度』

  (日本図書館協会公共図書館部会事務局、1983.1)

  {1981年11月18日~19日に高知市で開催された奉仕部門研究集会初日の講演。また、前川恒雄は初日の第2部会と2日目の全体会議で助言者を務めた。}

予定表

  『湖国と文化』(大津、びわ湖芸術文化財団)no. 22, 1983.1

  {数少ないエッセーの一篇。}

新しい図書館の出発

  『季刊としょかん批評』(せきた書房)no. 2, 1983.4

実習生に望む:実習受入館より

  『同志社大学図書館学年報』(京都、同志社大学図書館司書課程)no. 9, 1983.5

市民に拠ってひらく図書館の未来 in『これからどうなる:日本・世界・21世紀』

  (岩波書店、1983.5)

克服すべき基本的課題は何か:『これからどうなる』補遺

  『としょかん』(としょかん・文庫友の会)no. 9, 1983.8

  {本誌は2005年1月に「としょかん」復刻版刊行会より復刻版が出された。}

公共図書館発展の基礎

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 77, no. 11, 1983.11

現状況における貸出の意義とその発展{講演}

  『東公図貸出研究会会報』(東京都公立図書館貸出研究会)no. 4, 1983.11

  {1983年3月30日、東京都公立図書館貸出研究会における講演会の記録。この第4号は手書きである。}

図書館理論の発展

  『みんなの図書館』(教育史料出版会)no. 79, 1983.12

T. ケリー、E. ケリー共著、原田勝、常盤繁共訳『イギリスの公共図書館(東京、東京

  大学出版会、1983){書評}

  『ドクメンテーション研究』(情報科学技術協会)v. 34, no. 2, 1984.2

図書館の二つの顔

  『紙魚』(鳥取紙魚の村)no. 3, 1984.2

書評:『大阪の公共図書館:「貸出に関する調査」報告書』図書館問題研究会大阪支部

  『図書館界』(大阪、日本図書館研究会)v. 36, no. 2, 1984.7

公共図書館の発展を支える理論とは:特に図書選択を中心に:特別講演

  『図書館評論』(図書館問題研究会)no. 25, 1984.7

  {第10回図問研理論集会における講演。}

お天気しらべ

  『研修だより』(大津、滋賀県職員研修所)no. 21, 1984.8

コピー禍

  『滋賀の経済と社会』(大津市、滋賀総合研究所)no. 32, 1984.8

  {数少ないエッセーの一篇。}

『市民の図書館とそれを支える県立図書館:前川恒雄氏講演記録』

  (福岡、「九州の図書館を考えるつどい」実行委員会、1984.10)

  {1984年7月30日、福岡県立図書館で開催された第5回「九州の図書館を考える」福岡のつどいで行なわれた講演(p. 5~23)。}

滋賀県立図書館のサービス(実践レポート){講演}in 『市民の図書館とそれを支える

  県立図書館:前川恒雄氏講演記録』

  (福岡、「九州の図書館を考えるつどい」実行委員会、1984.10)

  {前記の「市民の図書館とそれを支える県立図書館」につづいて、翌31日に同じ「つどい」で行なわれた講演(p. 25~44)。}

『みんなのまちに図書館を:滋賀県立図書館 図書館講座講演録』

  (大津、滋賀県公共図書館協議会、1985)

  {滋賀県野洲図書館から借りた本書には出版事項が記載されていないため、同館のOPACによって上記出版事項を補った。OPACが著者名としている「前川恒雄」は、背表紙に「前川恒雄 述」となっている。本書の表紙裏には次の文言がある。「図書館講座は六十年秋、「自分の住むまちによい図書館がほしい」という地域住民の方々と県立図書館が、力をあわせて図書館について考えようと、ひらかれたものです。そのときの講演をまとめました。」}

日本社会の変動と図書館活動

  『図書館界』(大阪、日本図書館研究会)v. 36, no. 5, 1985.1

いま県立図書館がなすべきこと

  『丸善ライブラリーニュース』(丸善)no. 130, 1985.2

『図書館員を志す人へ:前川恒雄講演録』

  (長崎、純心女子短大図書館学研究室、1985.3)

  {1984年の秋、純心女子短大(長崎市)図書館学コースの特別講義として講演したもの。後に復刻版発行:長崎、図書館づくりと子どもの本の研究所、2007.3。}

公共図書館の方向と方法

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 79, no. 6, 1985.6

図書館の国際交流

  『現代の図書館』(日本図書館協会)v. 23, no. 2, 1985.6

ネットワークをどう考えるべきか:シンポジウム

  『図書館界』(大阪、日本図書館研究会)v. 38, no. 2, 1986.7

ともに働くものとして in『創立20周年記念誌:二十年のあゆみ』

  (日野市職員互助会、1986.8)

「灰かぶり」の結末 in『私たちと子どもの本:十五周年記念誌』

  (大津、滋賀県児童図書研究会、1986.11)

図書館建築の課題:司書の立場から

  『公共建築』(社団法人営繕協会)v. 28, no. 3, 1986.12

書評:『公立図書館の歴史と現代』森耕一著

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 81, no. 2, 1987.2

『われらの図書館』

  (筑摩書房、1987.4)

「第3章 都道府県立図書館」に対する意見について(小特集「『公立図書館の任務と目標(第二次案)』を検討する」(1月号)を読んで)

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 81, no. 4, 1987.4

図書館日誌

  『ちくま』(筑摩書房)no. 194, 1987.5

 {数少ないエッセーの一篇。}

電算化の方法とその問題点:講演 in『全国公共図書館研究集会報告書 昭和61年度』

  (日本図書館協会公共図書館部会事務局、1987.10)

  {1986年10月23日~24日に岐阜市で開催された整理部門研究集会初日の講演。}

発刊の辞

  『三角点』(堺、羽衣学園短期大学図書館学研究室)no. 1, 1987.10

新任図書館長への手紙(第一信)

  『三角点』(堺、羽衣学園短期大学図書館学研究室)no. 1, 1987.10

リクエスト論への疑問にこたえる:清水正三氏への手紙(北から南から)

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 81, no. 12, 1987.12

後世に伝えるに足るものを

  『現代の図書館』(日本図書館協会)v. 25, no. 4, 1987.12

貸出業務、記録と評価in『図書館情報学ハンドブック』

  (丸善、1988.3)

  {第8章:利用サービスの8.3.3および8.3.5が標題の記事。}

テクノロジー図書館論の特徴

  『三角点』(堺、羽衣学園短期大学図書館学研究室)no. 2, 1988.3

新任図書館長への手紙(第二信)

  『三角点』(堺、羽衣学園短期大学図書館学研究室)no. 2, 1988.3

移動図書館ひまわり号』

  (筑摩書房、1988.4)

  {2016年に夏葉社から復刻版。}

図書館発展の要因をさぐる〈対談〉{対談者:森耕一}

  『図書館界』(大阪、日本図書館研究会)v. 40, no. 1, 1988.5

論理の初歩について

  『図書館界』(大阪、日本図書館研究会)v. 40, no. 2, 1988.7

新任図書館長への手紙(第三信)

  『三角点』(堺、羽衣学園短期大学図書館学研究室)no. 3, 1988.8

考える力をつける教育を…(これも、重要な教育課題だ!)

  『学遊』(第一法規)v. 3, no. 1, 1989.1

生涯学習時代の図書館を考える:座談会

  『文部時報』(ぎょうせい)no. 1345, 1989.2

  {出席者:前川恒雄・清田義昭・山下勇・櫻井良子、司会者:飛田眞澄。}

新任図書館長への手紙(四)

  『三角点』(堺、羽衣学園短期大学図書館学研究室)no. 4, 1989.2

公共図書館のあり方{講演}

  『図書館学』(久留米、西日本図書館学会)no. 54, 1989.3

  {1988年11月12日、福岡市における西日本図書館学会創立35周年記念公開講演の記録。タイトルは抽象的な感じだが、内容は実例を挙げていて、読みやすい。}

『図書館への確信:前川恒雄講演録』

  (日野、「図書館への確信」刊行委員会、1989.10)

  {1989年1月の東京都公立図書館職員研究集会の部会での記録をもとにして、講演者が加筆したもの。大見出しは、「東京都の図書館」「どこに問題があるか」「われわれは何をすべきか」。}

おふくろさん

  『湖国と文化』(大津、滋賀県文化体育振興事業団)no. 49, 1989.10

  {母の思い出を率直に書いたエッセー。}

出版を祝う in『道:雑誌の協力貸出に取り組んだ都立立川図書館の記録』

  (立川、都職労教育庁支部三多摩分会、1989.11)

『図書館は何のためにあるのか:前川恒雄氏講演録』

  (金沢、石川県読書推進協議会、1989.12)

  {平成元年度石川県図書館大会での記念講演(1989年11月16日)の記録。内容は、「図書館は何のためにあるのか」「図書館にはどういう条件が必要か」「良い図書館はどうしたらできるか」。}

公立図書館の職員:(コンメンタール図書館法 8)

  『図書館雑誌』(日本図書館協会)v. 84, no. 2, 1990.2

  {後に森耕一編『図書館法を読む』(日本図書館協会、1990.10)に収録。}

解説 in『有山崧』(個人別図書館論選集)有山崧著、前川恒雄編

  (日本図書館協会、1990.3)

図書館はなぜ無料か

  『図書館界』(大阪、日本図書館研究会)v.41, no.6, 1990.3

新任図書館長への手紙(五)

  『三角点』(堺、羽衣学園短期大学図書館学研究室)no. 5, 1990.3

あとがき

  『三角点』(堺、羽衣学園短期大学図書館学研究室)no. 5, 1990.3

図書館は何のためにあるのか{講演要旨}

  『石川自治と教育』(金沢、石川県自治と教育研究会)v. 43, no. 4, 1990.4

  {前記『図書館は何のためにあるのか:前川恒雄氏講演録』(石川県読書推進協議会、1989.12)の要旨}

公立図書館の職員 in『図書館法を読む』(森耕一編)II:図書館法の解説、第五章

  (日本図書館協会、1990.10)

  {後に同書補訂版にも収録。{初出は『図書館雑誌』v. 84, no. 2, 1990.2}

図書館法規に関する質問と回答 in『図書館法を読む』(森耕一編)

  (日本図書館協会、1990.10)

  {標題の部分は、Ⅲ:図書館法をめぐって、第4章に含まれている(分担執筆)。後に同書補訂版にも収録。}

新しい時代の図書館相互協力を考える:記念講演 in『全国公共図書館研究集会報告書

  平成元年度』

  日本図書館協会公共図書館部会事務局、1990.10)

  {1989年9月13日、群馬県民会館における奉仕部門研究集会での記念講演。資料の所在検索・貸借・搬送・費用負担・保存、住民の広域利用、雑誌記事の索引づくり、職員の交流など、多岐にわたって持論を展開。}

図書館サービス発展の方向と展望:講演 in 『全国公共図書館研究集会報告書 平成元年度』

  (日本図書館協会公共図書館部会事務局、1990.10)

  {1989年11月30日、那覇市自治会館における移動図書館研究集会での講演。}

市民と図書館員

  『径』(草津草津市立図書館)no. 2, 1990.10

図書館協力の条件:コンピュータ・ネットワークの前に

  『三角点』(堺、羽衣学園短期大学図書館学研究室)no. 6, 1991.1

杉捷夫先生の業績

  『みんなの図書館』(教育史料出版会)no. 166, 1991.3

図書館へ

  『藤棚:甲南大学図書館報』(神戸、甲南大学図書館)v. 8, no. 1, 1992.4

すべてはカウンターに

  『径』(草津草津市立図書館)no. 10, 1992.11

書評:伊藤昭治、山本昭和編著『本をどう選ぶか』

  『図書館界』(大阪、日本図書館研究会)v. 44, no. 5, 1993.1

これからの図書館、それを生かす人

  『社会教育』(日本青年館)v. 48, no. 2, 1993.2

受験勉強の場から自己教育の場へ

  『年魚市:館報』(名古屋、愛知芸術文化センター愛知県図書館)no. 4, 1993.3

森さんの一面{追悼:森耕一}

  『図書館界』(大阪、日本図書館研究会)v. 45, no. 2, 1993.6

図書館発展の方向:滋賀県の場合 in『滋賀の図書館 ‘93』

  (大津、滋賀県公共図書館協議会、1994.2)

  {後に『みんなの図書館』no. 217, 1995.5に採録。}

座談会:基本のところを歩んで:滋賀県立図書館創立50周年記念座談会 in『滋賀県立図

  書館創立50周年記念誌』

  (大津、滋賀県立図書館、1994.3)

  {出席者:稲葉稔、前川恒雄、伊藤昭治、上原恵美、澤田正春。}

『図書館の働きと委託:図書館の現在と未来を問う:前川恒雄講演記録』

  (日野、「公立図書館の管理委託を考える」実行委員会、1994.5)

  {調布市が新中央図書館の運営を財団に委託する方針を1993年4月に明らかにしたことから、多摩地域の図書館関係者がシンポジウムや学習会を開催した。標記の講演は、1994年1月7日、調布市民センターで開かれた「図書館の働きと委託」と題する学習会におけるもの。}

図書館の働きと委託{講演} in 『公立図書館の現在と未来を問う : 公立図書館のあり方と委託問題:シンポジウム・連続学習会の記録』

  (日野、「公立図書館の管理委託を考える」実行委員会、1994.7)

  {前記と同じ内容。}

図書選択論の基礎

  『図書館界』(大阪、日本図書館研究会)v. 46, no. 3, 1994.9

現代公立図書館の課題と中小レポートの思想:前川恒雄さんに聞く

  『図書館界』(大阪、日本図書館研究会)v. 46, no. 5, 1995.1

  {インタビューは1993年11月13日、栗東町立図書館会議室で行なわれ、主たる聞き手は山口源治郎。ほかに松野高徳・小林卓・竹島昭雄。後に『『中小都市における公共図書館の運営』の成立とその時代』(日本図書館協会、1998.3)に「前川恒雄氏インタビュー記録」として収録。}

図書館とは建物ではなく貸出しサービスの全システムをいう in『図書館建築22選』

  (東海大学出版会、1995.4)

  {前川の文章は『新建築』v. 48, no. 8, 1973.8からの転載。本書には、日野市立図書館の各種データ、中央図書館の各種図面が収録されている。}

図書館発展の方向:滋賀県の場合

  『みんなの図書館』(教育史料出版会)no. 217, 1995.5

  {初出は『滋賀の図書館 ‘93』(1994.2)。}

地方自治と図書館の働き

  『地方財務』(ぎょうせい)no. 495, 1995.8

県立図書館序論 in『転換期における図書館の課題と歴史 : 石井敦先生古稀記念論集』

  (緑蔭書房、1995.9)

司書養成教育と図書館学

  『図書館界』(大阪、日本図書館研究会) v. 47, no. 3, 1995.9

公立図書館の職員in『図書館法を読む』(森耕一編)補訂版

  (日本図書館協会、1995.10)

  {標題部分は、Ⅱ:図書館法の解説、第5章に含まれている。}

図書館法規に関する質問と回答 in森耕一編『図書館法を読む』補訂版

  (日本図書館協会、1995.10)

  {標題部分は、Ⅲ:図書館法をめぐって、第4章(分担執筆)に含まれている。}

解説 in清水正三著『図書館を生きる:若い図書館員のために』

  (日本図書館協会、1995.10)

  {苦楽を共にした先輩図書館員への敬愛の情がにじみ出ている文章。}

図書選択の理論と実際:私の選択論:講演要旨

  『教育広報』(松江、島根県教育委員会)no. 1198, 1996.2

  {下記1996年11月の全国公共図書館整理部門研究集会における同じタイトルの基調講演の要旨。}

図書館サービスの方向:児童文化講演会 in『彩の国さいたま図書館フェスティバル '95講演集』

  (浦和、埼玉県立浦和図書館、1996.3)

  {児童文化講演会と銘打っているが、講演の内容は図書館の基本についてである。}

「市民の図書館」の二十五年:基調講演 in『「貸出し」がひらいてきたもの:『市民の図書館』から二十五年:平成七年度全国公共図書館奉仕部門研究集会記録集』

  (大津、滋賀県立図書館、1996.3)

  {後に下記の日本図書館協会刊『全国公共図書館研究集会報告書 平成7年度(1995年度)』に収録。}

シンポジウム:本のある暮らし in『「貸出し」がひらいてきたもの:『市民の図書館』から二十五年:平成七年度全国公共図書館奉仕部門研究集会記録集』

     (大津、滋賀県立図書館、1996.3)

  {後に下記の日本図書館協会刊『全国公共図書館研究集会報告書 平成7年度(1995年度)』に収録。}

『図書館を考える』{2件の講演記録}

  (日野、「公立図書館の管理委託を考える」実行委員会、1996.5)

  {1993年10月1日、市川房枝記念婦選会館において行われた講演「図書館は何のためにあるのか」、1993年11月11日、同じ会場で行われた講演「図書館はどこへ:現状、問題、そしてこれから」の記録。}

状況から明日(あす)へ{講演}

  『図書館史研究』(日外アソシエーツ)no. 12, 1996.5

  {日本図書館学会・図書館史研究会主催の第12回図書館史を考えるセミナー(1995年9月9日、法政大学)における特別講演。現在の状況を確認した上で新しい理論をつくる新しい人材が必要だと説く。}

図書選択の理論と実際:私の選択論:基調講演 in『全国公共図書館研究集会報告書 平成7年度(1995年度)』

  (日本図書館協会公共図書館部会事務局、1996.11)

  {整理部門研究集会での基調講演。}

『市民の図書館』の25年:基調講演 in 『全国公共図書館研究集会報告書 平成7年度(1995年度)』

  日本図書館協会公共図書館部会事務局、1996.11)

  {奉仕部門研究集会での基調講演。}

本のある暮らし:シンポジウム in『全国公共図書館研究集会報告書 平成7年度(1995年度)』

  (日本図書館協会公共図書館部会事務局、1996.11)

図書館理論形成の方法:図書選択論を中心に

  『図書館界』(大阪、日本図書館研究会)v. 49, no. 1, 1997.5

発刊に寄せて in 西田博志著『図書館員として何ができるのか:私の求めた図書館づくり』

  (教育史料出版会、1997.10)

前川恒雄氏インタビュー記録 inオーラルヒストリー研究会編『『中小都市における公共図書館の運営』の成立とその時代』

  (日本図書館協会、1998.3)

  {1993年11月13日のインタビュー。おもな聞き手は山口源治郎、ほかに竹島昭雄・松野高穂・小林卓。予算折衝の裏話的な話などもあって、興味深い内容となっている。初出は、「現代公立図書館の課題と中小レポートの思想」(『図書館界』v. 46,no. 5, 1995.1)。}

図書館のしごと:カウンターで in塩見昇編『図書館サービス論』新訂版(新編図書館学教育資料集成 3)

  (教育史料出版会、1998.3)

  {前川恒雄著『われらの図書館』(筑摩書房、1987年)の一部を転載したもの。}

忘れえぬ人びと(1)梶井重雄さん

  『としょかん』(図書館計画施設研究所)no. 64, 1998.5

忘れえぬ人びと(2)有山崧さん

  『としょかん』(図書館計画施設研究所)no. 65, 1998.8

忘れえぬ人びと(3)杉捷夫先生

  『としょかん』(図書館計画施設研究所)no. 66, 1998.11

図書館経営論序説

  『現代の図書館』(日本図書館協会)v. 36, no. 4, 1998.12

忘れえぬ人びと(4)ブライアンさん

  『としょかん』(図書館計画施設研究所)no. 67, 1999.2

『前川恒雄著作集 1:図書館について』

  (出版ニュース社、1999.2)

『前川恒雄著作集 2:図書館の世界』

  (出版ニュース社、1999.3)

『前川恒雄著作集 3:図書館の変革』

  (出版ニュース社、1999.4)

『前川恒雄著作集 4:人間の図書館へ』

  (出版ニュース社、1999.5)

図書館の過去・現在・未来{基調講演}in『’99本で育むいのちの未来:地域から描く21世紀の出版ビジョン:第5回(平成11年度)「本の学校」大山緑蔭シンポジウム記録集』

  (米子、「本の学校」大山緑蔭シンポジウム実行委員会、2000.8)

  {第3分科会での基調講演。}

この時、何をすべきか:特別研究例会報告{講演}

  『図書館界』(大阪、日本図書館研究会)v. 52, no. 3, 2000.9

  {2000年5月28日、京大会館を会場として、午後に開かれる日本図書館研究会評議員会に先立ち、午前に開かれた特別研究例会での講演。この講演の記録は、前川によって一部を削除・加筆・修正され、翌年刊行の『いま、市民の図書館は何をすべきか:前川恒雄さんの古稀を祝して』に収録された。}

今、よみがえる有山崧:記念講演 in『有山崧:その思想に学び、これからの図書館を考える:没後30年記念集会』

  (有山崧没後30年記念集会実行委員会、2000.12)

  {1999年5月24日、立川市女性総合センターの集会における講演。}

この時、何をすべきか{講演} in『いま、市民の図書館は何をすべきか:前川恒雄さんの古稀を祝して』

  (出版ニュース社、2001.4)

  {2000年5月28日の京大会館における講演の一部を削除・加筆・修正したもの。}

発刊の辞

  『三角点』(神戸、甲南大学図書館学研究室)復刊no. 1, 2002.2

住民と図書館の関係

  『三角点』(神戸、甲南大学図書館学研究室)復刊no. 1, 2002.2

忘れえぬ人びと:瀬林杏子さん

  『三角点』(神戸、甲南大学図書館学研究室)復刊no. 3, 2002.6

公立図書館の民間委託はしてはならない

  『三角点』(神戸、甲南大学図書館学研究室)復刊no. 4, 2002.9

栞をはさむ

  『三角点』(神戸、甲南大学図書館学研究室)復刊no. 5, 2003.1

栞をはさむ(2)人の勢い

  『三角点』(神戸、甲南大学図書館学研究室)復刊no. 6, 2003.4

栞をはさむ(3)

  『三角点』(神戸、甲南大学図書館学研究室)復刊no. 7, 2003.7

これからの市民の図書館(1)

  『三角点』(神戸、甲南大学図書館学研究室)復刊no. 7, 2003.7

これからの市民の図書館(2)委託に抗して

  『三角点』(神戸、甲南大学図書館学研究室)復刊no. 9, 2004.1

『新版 図書館の発見』(NHKブックス 1050)(共著者:石井敦

  (日本放送出版協会、2006.1)

「供給が需要を生む」という言葉(エコー)

  『図書館界』(大阪、日本図書館研究会)v. 58, no. 2, 2006.7

『図書館員を志す人へ:前川恒雄講演録』復刻版

  (長崎、図書館づくりと子どもの本の研究所、2007.3)

  {初版は純心女子短大図書館学研究室、1985.3。}

  {講演に加えて、聴講した学生、この小冊子を読んださまざまな館種の図書館員、学生、司書課程の教員、文庫関係者、市民などの感想が紹介されている。}

公共図書館の歴史が変わった日:日野市立図書館元館長・前川恒雄氏は語る{インタビュー}in『建築家の自由:鬼頭梓と図書館建築』

    (建築ジャーナル、2008.6)

有山崧から何を学び、何を生かすのか:基調講演 in『有山崧の視点から、いま図書館を問う : 有山崧生誕100周年記念集会記録』

  (日野、有山崧生誕100周年記念集会実行委員会、2012.9)

  {2011年11月28日、実践女子大学香雪記念館で開かれた集会における講演記録。}

市民と図書館

  『点』(草津、滋賀の図書館を考える会)no. 1, 2014.9

司書の仕事(1)

  『点』(草津、滋賀の図書館を考える会)no. 6, 2015.12

”ひまわり号“から50年、日本の図書館の現状は?:基調講演 in『滋賀から問う:”ひまわり号“から50年、日本の図書館の現状は?:図書館を考える集い(2015年10月28日)記録』

    (草津、滋賀の図書館を考える会、2016.1)

  {2015年10月28日に開かれた「図書館を考える集い」での講演記録。}

滋賀の図書館がめざしてきたこと{講演} in『滋賀から問う:”ひまわり号“から50年、

  日本の図書館の現状は?:図書館を考える集い(2015年10月28日)記録』

    (草津、滋賀の図書館を考える会、2016.1)

  {この講演は、2014年12月16日に開かれた「図書館を考える集い」でのもの。}

日野市立図書館がめざしたもの in『本の力 図書館の力を信じて:日野市立図書館開設

  50周年記念誌』

  (日野、日野市立図書館、2016.2)

  {後に『未来の図書館のために』(夏葉社、2020.12)に収録。}

司書の仕事(2)

  『点』(草津、滋賀の図書館を考える会)no. 7, 2016.3

みんなで賢くなろう

  『点』(草津、滋賀の図書館を考える会)no. 8, 2016.6

移動図書館ひまわり号』

  (武蔵野、夏葉社、2016.7)

  {1988年に筑摩書房から出された同書の再刊。}

マイナンバーカードの図書館への導入:その危険性について

  『点』(草津、滋賀の図書館を考える会)no. 9, 2016.9

著者インタビュー:前川恒雄

  『サンデー毎日』(毎日新聞出版)v. 95, no. 48, 2016.11.6

  {復刊された『移動図書館ひまわり号』(夏葉社、2016.7)の著者として受けたインタビュー。構成:竹坂岸夫。}

第1部:対談{前川恒雄・島田潤一郎} in『志のバトンをつなぐ:〈2016.9.2〉前川恒雄『移動図書館ひまわり号』復刊記念のつどい・記録』

  (草津、滋賀の図書館を考える会、2016.12)

出版社の仕事:その重要さ

  『点』(草津、滋賀の図書館を考える会)no. 10, 2016.12

マイナンバーカードと私の心配

  『点』(草津、滋賀の図書館を考える会)no. 11, 2017.3

図書館の現状をどう打開するか(1)

  『点』(草津、滋賀の図書館を考える会)no. 12, 2017.6

学習室、入館者数について

  『点』(草津、滋賀の図書館を考える会)no. 13, 2017.9

図書館の現状をどう打開するか(2)

  『点』(草津、滋賀の図書館を考える会)no. 14, 2017.12

現代日本の民主主義と図書館

  『点』(草津、滋賀の図書館を考える会)no. 14, 2017.12

図書館統計について

  『点』(草津、滋賀の図書館を考える会)no. 15, 2018.4

いわゆる「出先き」の重要さについて

  『点』(草津、滋賀の図書館を考える会)no. 16, 2018.6

歴史の中の国の図書館政策

  『点』(草津、滋賀の図書館を考える会)no. 17, 2018.9

滋賀県内の図書館への私の願い

  『点』(草津、滋賀の図書館を考える会)no. 18, 2018.12

図書館建築の美しさについて

  『点』(草津、滋賀の図書館を考える会)no. 19, 2019.3

(1)指針としての歴史と理論 (2)「和の国、日本」における図書館の使命

  『点』(草津、滋賀の図書館を考える会)no. 20, 2019.7

翻訳の文章について

  『点』(草津、滋賀の図書館を考える会)no. 21, 2019.12

なぜ移動図書館だったのか{遺稿}

  『点』(草津、滋賀の図書館を考える会)no. 22, 2020.9

『未来の図書館のために』

  (武蔵野、夏葉社、2020.12)

  {収録されているのは、「日野市立図書館がめざしたもの」、回想録「一図書館人の思い出」、「みんなで賢くなろう」、「滋賀の図書館を考える会」の会報『点』に寄稿した文章20篇。}