図書館ごくらく日記

図書館に関するいくつかのトピックス

前川恒雄さんの仕事(4の3)図書館県・滋賀の誕生

 1980年代の後半からでしょうか、滋賀県は「図書館県」「図書館先進県」「図書館立県」「図書館王国」「図書館見学のメッカ」などと言われ始めました。そして滋賀県公共図書館協議会も、2019年4月につくったポスターの中で「としょかん県 しが」と自称しています。(1)図書館関係者の自信と誇りの現われでしょうね。

 今回は、滋賀県図書館界がそのように高く評価されるようになった理由について考えてみます。

 

活気のある図書館群が見学者を驚かせる

 恒雄さんが滋賀県立図書館を定年退職する3年前、滋賀県では7市のすべてに図書館があるものの、43町村のうち図書館があるのは6町だけでした。そこで、県の教育委員会は市町村の図書館設置を促進するために、1988(昭和63)年3月、『市町村立図書館の建設に向けて』と題するパンフレットをつくります。

 それによりますと、活動面では、「昭和50年以前は全国でも最下位争いをしていた滋賀県が、50年代中頃以降、東京、愛知、神奈川などに次いで最上位の一つにランクされるように」なったということです。

 

 その後もこの勢いはつづきます。当ブログの「バラエティー豊かな公共図書館」にある「統計による大まかな現状」では、『日本の図書館:統計と名簿 2017』を参考にして都道府県単位で図書館のいくつかの要素を比べました。それによりますと、滋賀県は、

 図書館設置率  全国1位(5県が100%)

 専任職員に占める司書の割合  全国1位

 蔵書数(人口100人当り)  全国2位

 個人への貸出数(人口100人当り)  全国2位

 年間の受入冊数(人口1,000人当り)  全国4位

 利用登録率  全国4位

となっていました。全6項目でベスト5に入っていたのは滋賀県だけで、4項目がベスト5に入ったのは福井県、3項目がベスト5に入ったのは山梨県鳥取県でした。

 この事実の意味するところは、滋賀県では公共図書館がすべての自治体に設置されていて、統計をとれる要素の多くがトップ5に入っていた、ということです。「としょかん県 しが」と自称するのもうなずけますね。(2)

 

 自分の住んでいる自治体に図書館がない、あるいはお粗末な図書館しかない、それを何とかしようと活動する団体は、しばしば他の自治体の図書館を見学してきました。図書館をつくると決めた自治体のばあいは、建設準備委員会などのメンバーが中心となって(時には市長や町長、村長が同行して)見学をすることがあります。

 見学の対象となるのは、図書館の建物が比較的新しく、利用が活発で評判がよい、見学を勧める人がいる、などの条件をみたす図書館で、1980年代以降の滋賀県にはその種の図書館がつぎつぎと誕生していました。

 そして、滋賀県の市立・町立図書館の見学を終えた人たちは、「活気がある」「居心地がよい」「雰囲気がよい」「ユニークな取り組みをしている」「職員の応対がすばらしかった」「館長の話に感銘をうけた」「館長の情熱が伝わった」といった感想をもらす例が多かったのでした。

 一例を挙げますと、

 2000年に斐川町島根県)の図書館準備室長に就任した白根一夫氏は、図書館建設計画検討委員会(白根氏を入れて16人)を立ち上げ、委員とともに県内、県外の図書館を精力的に見学し、次のように書いています。

 「多くの検討委員が滋賀県の2つの町立図書館には衝撃に近い感動をもたれたようです。」

 また、委員のひとりの感想文には次のようなくだりがあります。

 「栗東市{見学時点では栗東町}・甲西町・湖東町の3カ所を実際に見て、専門家の館長さんの話を聞き大変勉強になったと共に驚きいっぱいだった。」(3)

 栗東市甲西町、湖東町の図書館長は、市や町が図書館を新設するに際して、いずれも県外から招かれた人たちでした。

 

県外から招かれた館長たちが活躍する

 滋賀県が図書館長になる人を県外から招くことは、1980(昭和55)年の恒雄さんいらい、少しずつ図書館界で知られるようになります。ほぼできあがっていた県立図書館の新館を着任前に案内されたとき、恒雄さんはいくつかの問題点に気づき、数年後に多額のお金をかけてリフォームしなければなりませんでした。

 その反省を踏まえて、滋賀県では、市町村で図書館を新設するときには「あらかじめ県立図書館に相談するように」「司書資格と実務経験のある館長予定者を準備段階から」と文化振興課がお願いしていました。そのため、建築を始める以前に館長候補者の推薦を文化振興課や県立図書館が頼まれる例が増えていったのでした。

 

 県外から招かれた司書館長の2人目は京都大学附属図書館から草津市立図書館長になった武内隆恭氏、3人目は大阪府立図書館から八日市市立図書館館長になった西田博志氏で、恒雄さんの滋賀県立図書館退職後も含めれば、県外から10人を軽く超える人たちが館長として迎えられました。そのため、滋賀県図書館界は《人さらいの滋賀》というありがたくない言い方をされることがありました。この件について私のインタビューに答えた恒雄さんの弁解めいた回答はおおむね次のとおりです。

 ①館長となる人をスカウトしたのは、初めのうち、そうせざるをえなかったから。私が滋賀県へ行った時点で、県内の公立図書館は県立を含めて5館しかなく、図書館の専門職が他館へ人を回せるほどに育っていなかった。

 ②県立図書館には市町村立の館長が務まるしっかりした司書がいたが、まず県立図書館を立て直す必要があったし、推薦しようと思って打診しても、県立の司書は市町立へ行きたがらなかったという事情もあった。

 ③スカウトされた図書館長が呼び水となって、新たにスカウトされた人が少なくなかった。呼び水の好例は西田博志氏で、「彼は考えがしっかりしている上に、性格が明るく、指導力もあって、八日市市の図書館を見学に行ったすぐれた図書館員を滋賀県内の図書館長としてむかえるのに一役かってくれた。」

 ④私が声掛けをした人は多くない。ほとんどは誰かの紹介で館長になってくれた人。

 ⑤《人さらい》という品のない言葉には多分に《やっかみ》が含まれている。

 このばあい、《やっかみ》の対象になったのは、滋賀県(の図書館界)だけでなく、招かれて館長となった人たちでもあるのですね。ある本の中での著者佐野眞一氏と図書館員との問答をご紹介しましょう。

 「図書館業界では、〇〇町の館長が××市の館長さんに転勤したなどという話をよく聞きます。{一文略}この流動性の高さは一体何に起因しているんですか。」

 「他の自治体から一本釣りされて移る人はこの業界のスターですよ。」(4)

 この引用部分には首をかしげざるをえない表現(業界・転勤・スター)がありますけれど、図書館界で「他の自治体から一本釣りされて移る人」にすぐれた人が多いのは事実だと思います。立派な仕事を期待できない人を一本釣りするわけがありませんから、あたり前ですよね。ともかく、そのような人材があいついで滋賀県にやってきて、それぞれが個性を発揮しながら全体として滋賀県公共図書館界をパワーアップしたのでした。

 ついでに、上原恵美氏(滋賀県政策監・文化長)の証言もご紹介しておきます。

 「前川さんが滋賀にいらして、前川さんのところで一緒に仕事ができるのならというので、全国からたくさん人が来てくれたんです。」(5)

 

 ときには激論を交わして、恒雄さんから高く評価されていた八日市市立図書館長の西田博志氏には、《減量大作戦》と称して図書館の活動を縮小せざるをえなくなった経験がありました。その作戦の中に貸出の実績を減らそうとする珍しい努力がありますのでご紹介します。1991(平成3)年の末から翌年にかけてのことで、あらましは次のとおりです。

 八日市市立図書館は、市長の考えにもとづいて、周辺自治体の住民にも貸出のサービスをしていました。その結果、1991年夏の時点で、貸出冊数の33%が市外住民によるものとなり、図書館としては、「①未設置自治体の住民にもいいサービスをして図書館のよさを知ってもらい、図書館づくりの機運をつくり出そう、②落ち込んでいる商店街に、一人でも多くのお客さんに来てもらうとの目標を立て、積極的にこの施策をすすめてきました。」(6)

 このとき、図書館の全登録者(約28,000人)の35.7%が市外住民(約10,000人)でした。市外の人たちは1人当りで市内の住民とほぼ同じだけ図書館から本を借りていたことになります。ところが、集会や行事を含めて利用が活発になってきた一方で、職員の増員が思うに任せません。職員がよく話し合い、限界に来たという結論に達して、やむなく《減量大作戦》に踏み切ったのでした。

 貸出にかんする減量作戦は、

 「市内への通勤、通学者を除く市外住民への貸出を新年度(4月)から停止する(新規登録は1月から中止)」

 「貸出冊数を無制限から10冊へ変更する」というものでした。

 その結果、「平成3年度の貸出冊数は、本年1月から市外住民の新規登録中止などの効果もあって、43万強(昨年より2万冊増)に落ち着きました。」

 最近では、当該自治体外の住民の登録者が全登録者の30%を超える例はさほど珍しくはありませんけれど(たとえば2017~18(平成29~30)年ごろ、千代田区立図書館(東京)=80.9%、水巻町立図書館(福岡)=61.9%、猪名川町立図書館(兵庫)=60.8%、湧水町くりの図書館(鹿児島)=50.2%、多賀城市立図書館(宮城)=46.8%など)、30年近く前に30%を超えるのは大変な数字だったのでした。

 

文化振興課と県立図書館がタッグを組む

 このように、滋賀県の公立図書館群の活動は多くの利用者を惹きつけ、県外からの見学者や視察者を驚かせました。その背景には次のような事実があります。

 公立図書館の盛衰を左右する大きな要素には、自治体の財政状況や住民の意向などとともに、首長の推し進める政策があります。滋賀県のばあい、武村正義知事や稲葉稔知事が県議会の支持をとりつけて、文化の振興に力を入れたことが決定的だったと思われます。

 知事と県の教育委員会は、文化振興課と県立図書館を信頼して図書館行政を任せましたた。具体的には文化振興課の上原恵美課長と前川恒雄県立図書館長に旗振り役をゆだね、この英断が功を奏します。

 

 滋賀県が図書館振興のために打ったもうひとつの具体的な手は、1981(昭和56)年度から市町村の図書館のための補助金を支出し始めたことでした。図書館建設費、移動図書館車購入費、図書購入費に対するこの制度は、県の教育委員会が立ち上げた滋賀県図書館振興対策委員会が出した『図書館振興に関する提言』に沿ったものだということは、すでにご説明しました。

 この補助金制度は、滋賀県の市町村立図書館の新設などに決定的な役割を果たします。たとえば、1980(昭和55)年から1990(平成2)年までの図書館の創設や新館建設の例は次のとおりです。

 1981(昭和56)年=八日市市立・大津市

 1983(昭和58)年=長浜市立・近江八幡市立・水口(みなくち)町立(新館)・草津市立・今津町立(新装)

 1987(昭和62)年=マキノ町立・愛東町立・栗東町立

 1989(平成元)年=甲西町立・五個荘(ごかしょう)町立

 1990(平成2)年=石部町

 90年代以降もつぎつぎに図書館が新設され、平成の自治体大合併という追い風もあって、県の公立図書館設置率100%が達成されたのでした。

 県が図書館振興策を予算化したばあい、県の財政にどの程度の負担になるかを調べた結果が『図書館年鑑1991』に掲載されています。調査対象は東京都と17県、調査期間は補助事業が実施された全期間、調査数値は一般会計決算額に占める平均補助金額です。その結果、滋賀県が最高の0.0404%でした。100万円当たり404円ですね。(7)

 武村滋賀県知事が国政に進出したあと、恒雄さんは東京で氏から「知事時代いろいろ仕事をしたが、少ない経費で大きな効果をあげたのは図書館だ」と言われたそうです。(8)

 

 県が資金援助をするだけで市町村の風向きが「図書館をつくろう」というふうに変わったわけではありません。滋賀県の公立図書館の普及度はもともと全国の最低レベルだったため、図書館が何のためにあって何の役に立つかを知る首長や教育長は少なく、反応は冷やかでした。恒雄さんが「図書館をつくってほしい」と市町村長にお願いに回ったときの返事は、ほぼ次のとおりでした。

 「本を読むのは坊さんと学校の先生だけですよ」

 「図書館をつくっても誰も来ませんよ」(9)

 自治体にはそれぞれの事情があり、首長や教育長の考え方もさまざまでしょうけれど、図書館をつくるのは税金の無駄づかいになるという点では、図書館に無関心だった皆さんの一致した予測だったようです。

 けれども、自治体の首長や教育長に集まってもらって、公立図書館が町づくりの拠点となりうることなどを話すとき、恒雄さんは《訴える人》として本領を発揮しました。図書館のことなど眼中になかった人を説得するとき、恒雄さんの情熱、経験に裏付けられた理論が有効に働いたからでした。

 恒雄さんが市町村の首長に図書館設置などのお願いに行くとき、たいていは県の文化部の幹部が「一緒に行きましょう」と同行してくれました。そのことを「とてもありがたかった」と感謝していましたけれど、市町村の公立図書館普及は県の文化振興課の職掌でもあったわけですから、両者が二人三脚で連携協力をしたことになります。

 

 滋賀県立図書館による県内公共図書館への支援も見逃すことができません。この件については前回の「滋賀県立図書館の再生(2)」に書きましたので、ここでは簡単に振り返るにとどめます。

 ①県立図書館の職員が協力車に同乗して、出向いた図書館の要望や困りごとに耳をかたむけ、一方で県立の情報を伝えた。

 ②協力車の巡回頻度を徐々に増やし、相互貸借の本が市町立図書館へより早く届くようにした。

 ③県内公共図書館からの貸出依頼に応じるために、県立の蔵書の充実を図り、他府県の大きな図書館を回って協力を頼んだ。

 ④県立図書館がコンピュータを導入し、県内の公共図書館が県立の資料所蔵情報を簡単に知ることができるようにした。また、県立図書館にアクセスすれば、日本の新刊出版状況や滋賀県にかんする新聞記事の見出しを検索できるようにした。

 ⑤県内公共図書館の資料収蔵・廃棄にかんする悩みに対処すると同時に、県立図書館の蔵書を充実するために、資料保存センターをつくった。

 このようにして、恒雄さんを中心とする県立図書館は、県内で新設された図書館群が順調に運営され、住民に喜ばれるように、さまざまな支援をしてその責任を全うしたのでした。

 

人的ネットワークができあがる

 滋賀県図書館界が発展したもうひとつの要素に、人的ネットワークがあります。県内の図書館職員が親しくなる機会が多く、個々の図書館とその職員が孤立せず、互いに刺激し合い協力し合う関係ができあがったからでした。

 滋賀県公共図書館協議会は、年に1回、総会と研修会を開くだけという形式的な存在ではなく、何かを成し遂げるために実質的に機能する存在でした。

 たとえば、私立図書館や準備室段階の図書館も会員としてむかえられ、館長が出席する理事会が年に5~6回開かれてきました。また、1983(昭和58)年には「図書館資料相互貸借規約」をつくって、資料の貸し借りにかんする約束事を個々の図書館が文書化する手間をはぶきました。ほぼ2か月おきに開かれる理事会(館長会議でもある)は、顔を合せての情報交換の場となり、ほとんどの館長が楽しみにしていたということです。

 この協議会にはいくつかの委員会が設けられ、テーマに沿って活動しました。そのうちの研修委員会は、図書館の視察を行ない、講演会、児童文学講座、製本講習会などを開いたほか、他県にはなかった図書館員専門講座を主催していました。これは年に2回あって、前期は図書館の基礎的理論と実践の講義、後期は県内図書館の共通課題についての講義とグループ討議など、それぞれ3日間とし、毎年開催することで県下の全図書館員が参加することを目指していました。(10)

 研修会をたびたび開けば、参加者の資質の向上はもちろんのこと、顔見知りや親しい人が増えるという人的ネットワークの土台づくりも期待できるわけですね。

 

 恒雄さんは、公共図書館協議会とは別に、他県から招かれてきた司書館長との非公式の会合を月に1回開いていました。そこでは肩肘張らずに何でも話すことができますので、よそから来た館長にとっては心強い会合だったようです。集まった人たちにとっては、それぞれの館長の現任地と前任地の情報を交換しながら、以後の目標を共有する上で、有益な会合だったに違いありません。

 滋賀県には、恒雄さんが県立図書館を退職して数年後の2006(平成18)年から実施され始めた、県立図書館と市町立図書館との「滋賀県公立図書館職員(司書)交流研修」制度があります。県立の職員が市町立図書館へ、市町立の職員が県立図書館へ、原則として2年間派遣され、研修を積むというものです。(11)

 このような制度も、県立と市町立の職員が視野をひろげ、異なる仕事に挑戦し、結果的に滋賀県の図書館職員の可能性の拡大や人的ネットワークの強化につながるものだと言えるでしょう。

 

 日本図書館協会の図書館政策特別委員会による「県の図書館振興策:現状と課題」という報告は、個々の項目でしばしば滋賀県を例に挙げ、「図書館振興策の評価」の部分で高く評価しています。要領よくまとめられている内容は次のとおりです。(7)

 八日市市立図書館以後の「図書館設置の趨勢は、同館の活動が周辺自治体住民に図書館の利便性を事実で示して、その要求を掘り起こし、自治体の議員や理事者を動かしたことが大きく影響している。八日市市の後からできた各町も、それぞれのすぐれた図書館サービスによって、周辺自治体へ強い影響を及ぼしている。」

 滋賀県であいついで図書館が新設されたのは、「同県の振興策が単なる施設整備費や図書費の補助にとどまらず、未設置自治体の理事者や行政担当者を対象に図書館の必要性を啓蒙し、その設置を働きかける研修会を開催するなど、幅広い内容をもっていることの成果である。」

 「その振興策を実りあるものにするために、そして、設置された図書館が図書館本来の役割を果たすことができるよう、積極的に援助を行っている県立図書館の働きも大きい。」

 

 滋賀県が自他ともにみとめる図書館県となる過程では、多くの人がかかわりました。その中から図書館で仕事をした人に限れば、キーパーソンは前川恒雄県立図書館長でした。その理由は次のとおりです。

 ①県の上層部と良好な関係をたもちつつ県立図書館を立て直した。

 ②その結果、県立図書館の役割である市立・町立・私立の図書館をさまざまに支援することができ、県内の公共図書館が全体として活気づいた。

 ③市町村での図書館新設を促進するために、県の教育委員会とくに文化振興課と協力してお願いと説明に回った。

 ④公立図書館のあるべき姿を示し、また説きつづけ、県立・市町立の図書館にすぐれた後継者が育った。

 ⑤新設図書館に司書館長をむかえるように努め、多くの人の協力でそれを実現した。

 ⑥県の公共図書館の人的ネットワークを強固なものにした。

 

参照文献:

(1)滋賀県公共図書館協議会「「わたし」と「本」がつながる場所」(ポスター)(滋賀県立図書館のウェブサイト20201210)

(2)『日本の図書館:統計と名簿 2017』(日本図書館協会、2018年)

(3)白根一夫『町立図書館をつくった!:島根県斐川町での実践から』(青弓社、2005年)

(4)佐野眞一『誰が「本」を殺すのか』(プレジデント社、2001年)

(5)「座談会:基本のところを歩んで」in『滋賀県立図書館創立50周年記念誌』(滋賀県立図書館、1994年)

(6)西田博志『ようかいち通信』(サンライズ印刷出版部、1997年)

(7)日本図書館協会図書館政策特別委員会「県の図書館振興策:現状と課題」in『図書館年鑑 1991』(日本図書館協会、1991年)

(8)関根英爾『武村正義の知事力』(サンライズ出版、2013年)

(9)前川恒雄「「本を読むのは先生と坊さんだけ」と言われて」in 関根英爾『武村正義の知事力』(サンライズ出版、2013年)

(10)竹島昭雄「滋賀県の図書館職員研修について」(『現代の図書館』v. 31, no. 3, 1993)

(11)「滋賀県公立図書館職員(司書)交流研修要領」(滋賀県立図書館のウェブサイト20201210)